
英語の勉強をしたいけどまとまった時間が取れない、と困ってはいませんか?机に向かって何時間も参考書と格闘するだけが勉強ではありません。日常生活でちょっと空いた時間、いわゆる「すきま時間」をうまく使えば、トータルではかなりの学習時間を確保することができます。
この記事ではそんなすきま時間の活用方法についてご説明します。毎日忙しくて英語の勉強が後回しになっている方のためにコンパクトにまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 日常生活の中ですきま時間を探そう
1.1 すきま時間の例(通勤中、休憩時間など)
すきま時間とよく言いますが、具体的にはどのような時間があるのでしょうか?試しに自分の一日を振り返っていただきたいのですが、漫然とスマホをいじっていたり、パソコンでネットニュースを流し読みしていたり、あるいは通勤電車でただ窓の外をぼーっと眺めていたりする時間はないでしょうか。
それらはすべてすきま時間です。もっと細かくすきま時間を探してみたい方は、ぜひ一度自分の一日の行動を紙に書き出してみましょう。そうすると思ったよりも多くのすきま時間があることがわかるはずです。
2. すきま時間にできる英語勉強法
2.1 単語学習
ほんのちょっとした時間であってもすぐにできる英語の勉強として単語の学習があります。電車の中などで単語帳を開いている人を見かけることも多いですよね。単語は自分で書いたり読んだりしてしっかり記憶にとどめることも一つの学習法ですが、すきま時間におすすめしたいのはとにかく「単語を何度も見て慣れること」。これをやっておくと、いざしっかり覚えようとなったときに定着が早くなります。
もう一つは「覚えた英単語のチェック」。英単語は覚えたと思ってもすぐに忘れてしまいがちですので、英単語アプリなどに搭載されているクイズ機能や復習機能などを使って思い出すトレーニングをするのも短時間でできるおすすめの勉強方法です。
2.2 リスニング強化
スマホとイヤフォンを使えばいつでもリスニングの練習ができます。リスニングの素材は短いものであればほんの数分、あるいは数十秒で終わるものが多く、例えばTOEIC® L&R TESTのPart 2ならちょっと空いた時間でも数十問練習ができます。
また、最近は単語帳に二次元コードが記載されていて、そこから音源にアクセスできるものも多いので、単語学習とセットで耳から覚える練習を取り入れてみるのもよいですね。上級者向けのトレーニングとしては、あえて雑音の多いところで普段聞いている音源がどこまで聞き取れるかチャレンジしてみるといった使い方もあります。
2.3 スピーキング練習
ちょっとした工夫をすれば、すきま時間でスピーキングの練習も可能。ここでおすすめしたいのが「独り言英会話」です。通勤中や家事の合間、移動時間などのすきま時間を活用して、英語で独り言を言ったり、リスニングの音源をまねてシャドーイングをしたりしてみましょう。
例えば、ニュースアプリの英語音声を聞きながら内容をまねして口に出すことで、発音や表現が自然と身につきます。また、自分の予定や感じたことを英語でつぶやくことで、アウトプットの機会を日常に取り入れることもできます。口からうまく出てこなかった表現は後で調べてみましょう(これもすきま時間でできる学習の一つです)。短時間でも継続することで、表現の幅が広がり、自信を持って話せるようになりますよ。
2.4 リーディング練習
英語の読解力を高めるには、短い時間でも英文に触れる機会を増やすことが重要です。ニュース記事や英語のSNS投稿、英語学習アプリなど、スマートフォンで読める素材を活用すると、すきま時間に手軽にリーディング練習ができます。その際、内容に興味があるものを選ぶと、自然と集中力も続きやすくなります。また、知らない単語や表現に出会ったら、メモを取って後で復習する習慣をつけると語彙力アップにもつながります。毎日少しずつでも読むことで、英文に対する抵抗感が薄れ、読解スピードと理解力が向上します。
3. すきま時間で勉強を続けるコツ
3.1 学習内容をルーチンにする
すきま時間の英語学習を習慣化して勉強を続けるためには、「この時間にはこれをする」と決めたルーチンを作るのが効果的です。たとえば、朝の通勤中は英語ニュースを読む、お昼の休憩時間にはTOEICのリスニングを練習する、というように、学習内容を時間帯や行動とセットにすることで、迷いなく学習に取りかかれます。
ひとたび習慣になれば、意志の力に頼らずに継続できる点が大きなメリットです。最初は小さなステップから始め、無理なく続けられる内容にしましょう。日々の繰り返しが、確かな英語力につながります。
3.2 特定の場所で必ず英語を勉強する
もう一つのコツは「英語の勉強内容」と「場所」をセットにすることです。「お風呂では単語を勉強する」とか、「電車の中では文法を勉強する」と決めておくことは、集中力を高め、学習の習慣化につながります。場所と行動を結びつけることで、脳が自然と「英語モード」に切り替わります。特定の場所に学習のスイッチを設定することで、限られた時間でも効率的に勉強できます。
また、「エピソード記憶」といって、ある特定の場所やシチュエーションとセットになった記憶は長期的に定着しやすくなると言われています。これを応用して、例えば「この表現はあのカフェでコーヒーを飲みながら覚えたな」といったように、覚えたことを思い出しやすくするための方法としても有効ですのでぜひ試してみてください。
4. まとめ
英語の学習は発想しだいでいつでもどこでもできるものです。すきま時間を活用した学習を続けていくことで、中長期的にはかなりまとまった時間を確保することができます。最初はちょっとしたことでもいいので、まずはすきま時間の発見からスタートしてみてはいかがでしょうか。


