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社会人が英語をゼロから学ぶには?忙しい社会人に効率的な学習法をわかりやすく解説!

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社会人がゼロから英語を学び直し、ビジネスで使えるレベルにするのは簡単ではありません。英語学習には時間がかかりますが、社会人はそのために使える時間が限られているからです。しかし同時に明確な目的と強い意志があれば十分に実現可能な目標です。ここでは、本気で英語を上達させたいと考えている初級者レベルの社会人の皆さんに向けて、具体的で役に立つアドバイスをお届けします。

1.社会人が英語をゼロから勉強するための基本ステップ

1.1 目的を明確にする

多くの人が、社会に出て改めて英語の必要性を認識すると思います。一方で、一旦社会に出ると毎日の仕事で時間を取られてしまい、なかなか学習スタートのきっかけをつかみにくいかもしれません。学生のアドバンテージは比較的時間に余裕があること、対して社会人にはその時間的余裕が限られています。

しかし、社会人になって英語をやり直したいと思う人には、転職や昇進、あるいは起業、MBAなどの留学といった、より明確な目的や理由があることが多いでしょう。目指すものが明確になれば、自然と必要な英語力のタイプや取るべき学習方法も見えてくるはずです。​社会人の英語やりなおし学習はまず、その目的を明確にし、言語化してみることから始めるとよいでしょう。

1.2 自分の英語レベルを確認

目的が明確に定まったところで、だいたいの目標とする英語力も見えてくるはずです。ここからは、自分の現在の英語力と目標とする英語力を客観的に把握(メタ認知)し、その差を埋めるための最適解を探していくことになります。現在日本で受験できる英語のテストにはさまざまなものがあります。TOEIC® L&R TEST、TOEIC® Speaking & Writing TESTs、英検、IELTS、TOEFL、Versantなどの試験は、​それぞれ試される内容も大きく異なりますので、まずは各試験を調べて自分の求める英語力に合致したテストを探すと良いでしょう。

英語に対してコンプレックスや精神的ハードルを感じる場合、自分の現時点での実力を知ることを避けたいと思うかもしれません。しかし、こここそが学習の出発点なのだということを覚えておいてください。自然の中でのオリエンテーションと同じで、地図上の自分の現在地が分からなければゴールに効率的に達することが難しくなります。学習のスタートとして、ぜひテストを受けてみましょう。

1.3 優先順位を決めて学習を進めていく

自分の語学学習のグランドデザインは基本的に自分で決めるのがよいですが、英語学習のプロや英語コーチのような人たちから客観的なアドバイスを得るのも大変効果的です。なぜなら「次のレベル」に到達するために何を優先的に学習すればよいかについて具体的なアドバイスをもらえることが多いからです。時間は有限なので、自分の目的に合致した優先順位を決めてから学習に取り組みたいですね。

1.4 実際に英会話をして身につける

日常的に英語を使える環境にある場合は、できるだけ自分から英語の会話に入っていくようにしましょう。​英語はスキルですので、頭の中で勉強しているだけでは使えるようになりません。​間違いを恐れずに自分から話していくことで自分のスキルになります。英語を使える環境になくとも、Toastmastersなどに代表される、英語での発話を中心とした活動に参加するのもとても良いと思います。また、定期的にオンライン英会話を受講することで手軽に英語環境を作ることもできます。環境は積極的に自分から作りましょう。

1.5 勉強したことが身についているのかチェック

テスト勉強は必ずしも学習に組み込まなくてはならないものではありませんが、​自分の進歩や弱点を測るベンチマークとなります​ので日々の学習がより具体的になり、モチベーションを維持しやすくなるという利点があります。各テストは受験者のスコアや合否の結果だけではなく、何ができて何ができなかったかを示すデータも提供してくれることが多いので、自分の習熟度を測りやすいでしょう。

2.社会人は何から勉強すればいいのか?

2.1 単語

語彙は多ければ多いほど有利なのは間違いありません。その意味ではボキャビルは一生終わらない学習であり、焦らず地道に継続して語彙数を増やしていくことが大切です。単語学習はアプリなどを活用し、スキマ時間を利用して毎日取り組むようにしましょう。

2.2 文法

日本語と英語では語順が全く違います。語順を間違えると意味も変わってしまいますので、まずは中学レベルのテキストなどを使って徹底的に英語の語順を身につけましょう。それができるようになったら、修飾や接続詞などの文法事項について理解を深め、徐々に長めの文にも対応できるようにすると良いでしょう。目の前にある文の構造を文法ルールを踏まえて「言葉で論理的に説明できる」ようになれば、その文法を理解していると考えて良いでしょう。

2.3 リスニング

最初はナレーターやニュースのキャスターなど、​「言葉を明確に話すプロ」の音声を聞き取る​ことから始めましょう。いきなりカジュアルな日常会話を素材にすると、何も聞き取れなくてやる気が下がってしまいます。できれば聞きながらディクテーションを行い、自分の弱点を明らかにしていくと良いでしょう。大抵の日本人は弱音(英語には弱く発音されるけれどリズム上大変重要なschwaと呼ばれる母音があります)と音声変化(英語では単語内、そして隣接する単語間で音が繋がったり変化したりすることが多く起こります)に弱いので、英語の発音についてきちんと説明してあるテキストを一冊持っておくことをお勧めします。

2.4 スピーキング

スピーキングの難易度を決める主な要素は「内容」「構文」「語彙」​です。まずは身近で話しやすいトピックを、短くシンプルな構文と簡単な語彙で話す練習から始めましょう。学習が進んで、より複雑な文法を学び、語彙が増えてきたら、身近なトピックを使って少しレベルを上げた表現で話してみましょう。いきなり抽象的、あるいは込み入った内容の話をするのは難しいので、「内容」「構文」「語彙」の3つをコントロールしながら自分の発話の限界を徐々に広げていきましょう。

3.英語力を伸ばすためにはアウトプットが重要

3.1 アウトプットする重要性

英語はスキルです。ゴルフ、テニス、野球、囲碁、ゲームなどと一緒です。知識だけ持っていても実践で経験を積まないと実際に使える技術にはなりません。かといってスポーツでも毎日試合をするわけにはいきませんから、シミュレーションや練習をして実力を上げていくわけです。

英語でも同じです。英語学習の最終的な目標が「話せるようになること」であれば、全ての学習の仕上げに「口から言葉を出す」というプロセスを加えてください。覚えた単語は正しい音を確認してから口頭練習をする。文法問題で使った文も、構文を理解したら口頭練習で読み上げる。リスニングも素材に慣れてきたら耳から聞こえたものをシャドーイングやリピーティングする、ということです。​現在の英語学習法理論ではアウトプットを通じで文法などの知識の定着が進む、と言われています。

3.2 オンライン英会話の活用

アウトプット環境を作ることの重要性を考えると、日本に居ながらにして比較的安価に毎日英会話ができるオンライン英会話は、とても手軽な選択肢になるでしょう。オンライン英会話といってもさまざまなサービスがありますので、まずは無料体験などでいくつか試してみることをおすすめします。オンライン英会話で気を付けなくてはいけないのは​「お客様にならない」ということです。​オンライン英会話の先生にとってあなたは生徒であると同時にお客様でもあります。耳障りの良いことばかり言われても上達しませんので、自分でしっかりと利用の目的を決めて講師に伝え、レッスンの方向性のイニシャチブ(主導権)を取るようにしましょう。

4.忙しい社会人のための学習法

誰にとっても1日は24時間しかありません。それをどう使うかは本当に個人の裁量です。ご自身の日々の生活を見直し、捻出できる学習時間を計算してみましょう。具体的な学習ルーティンが見えてくるのではないでしょうか。社会人であれば出勤前、通勤時間、昼休み、帰宅後、週末など、時間が取れそうなタイミングをご自分の生活サイクルの中に見つけてみましょう。

5.まとめ

社会人の英語上達の道は決して簡単ではありませんが、目標、学習時間、学習方法、などに対して具体的なイメージを持ち計画を立てることで、着実に上達できます。大谷翔平選手の野球曼荼羅のように、皆さんも英語曼荼羅を作ってみるというのも「計画の可視化」ができて良いかもしれません。日本とご自身の未来のためにもぜひ頑張ってください。

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執筆・監修

Q-Leap株式会社

Q-Leapは2014年創業のビジネス英語研修・研修コンサルティング・金融翻訳サービスなどを提供する会社。現社長愛場吉子と前社長浅場眞紀子が「日本のビジネスパーソンの英語力向上」をミッションに掲げてスタートした。以来、エクゼクティブ向けのプライベートレッスン、企業研修、大手インターネットサービス事業会社の社内公用語英語化のスピーキング研修提供、リクルートスタディサプリ制作への参画に加え、書籍の執筆・出版など多くの英語関連事業に携わってきた。またQ-Leapの専任講師、パートナー講師は、TESOL(英語教授法)修士を含めバイリンガルの経験豊富な人材で構成される。
主な書籍:「シーンで学ぶビジネス英語の基本」(アスク出版)、「話す英語」(アルク出版)、「話せる英語ドリル300文」(アルク)等多数。

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