
会社や学校で英語の必要性を痛感して、一から英語を勉強しなおそう!と決意する人は多いものです。そうはいっても、どこから手をつければいいか考えてしまいますよね。この記事では、英語初心者が一から勉強したいときの具体的なステップやコツを解説します。
1. 一から英語を勉強する際のステップ
1.1 学習の目的を明確にする
一から英語学習をしようと思い立ったら、まずやりたいことが「明確な目標を持つこと」です。ひとくちに「英語を勉強する」と言っても、その目的は様々ですよね。
海外旅行が楽しめればいい人と、留学して英語圏の大学を卒業したい人では勉強の密度も方向性も違うものです。ゴールのイメージをできる限り具体的に持つことで、どんな勉強をどのくらいやればいいのかという道筋も明確になります。
1.2 自分に合った教材を選ぶ
今の世の中、英語学習の教材は星の数ほど存在します。単語帳ひとつとっても、本屋さんの参考書コーナーの一角をまるごと占領するほどの種類があったりしますよね。最初は意気込んで何冊も買い込んだり、難しいものに手を出したりしてしまいがちですが、ちょっと落ち着いて自分のレベルにあったものをまず1冊選んでみましょう。
1.3 目標設定と計画作成
目標設定をしたら、それを具体的な計画に落とし込むことも重要ですね。
- その目標はいつまでに達成したい?
- そのために一日何時間くらい勉強時間が取れそう?
- そのためには何を最初に行う?
- 独学か、それとも学校に通うか?
などなど、いろいろな観点を紙に書きだしてみると思考が整理されます。
もし自分一人で計画を立てるのが難しい場合は、英語コーチのようなプロに相談すれば、あなたにぴったりの具体的なプランを一緒に考えてくれるでしょう。
2. まずはここから英語を勉強する
2.1 文法を学ぶ
英語を学ぶ上で文法の知識は欠かせません。最初はちょっと覚えることが多くて大変ですが、毎日少しずつ知識をつけていきましょう。特に大人の場合は、体系的に文法知識を最初の段階でインプットしておくほうが後になって英語力の伸びがよくなりますよ。
2.2 英単語を覚える
文法と同じくらい重要なのが英単語。単語がわからないと何を言っているのかも理解できませんよね。英単語の数は何十万語とあるので果てしない道のりに感じてしまいがちですが、実はネイティブスピーカーも日常的に使っているのは数千語しかない、という研究もあります。
ですので、いわゆる「基本単語」とされるものを集中的に覚えてしまいましょう。
2.3 リーディングとリスニングの勉強法
少しずつ英文法と英単語が身についてきた段階で、それにふさわしいリーディングとリスニングも取り入れていきたいですね。英語を読んだり聞いたりすることで、今まで学習した内容の定着度合いも確認できますし、新たな知識をインプットすることもできます。
3. アウトプットを重視した英語勉強法
3.1 スピーキングの練習
スピーキングはリスニングやリーディング、ライティングがある程度できるようになってから身についてくる傾向がありますので、一から英語を始める人がスピーキングを始めるのであれば、最初のうちはごく簡単な内容を繰り返し勉強することがおすすめです。
最初はなかなか英語が口から出てこなくてもどかしい思いをするかもしれませんが、そうした経験がモチベーションアップにつながることも。逆に、使いたい表現や単語がきちんと出てきたときの喜びも大きいですよね。
3.2 ライティングの練習
英語を書く練習もバランスよく取り入れていきたいもの。スピーキング同様、学習した英単語や文法の理解度を試すよい機会になります。大人になって日本語でもあまり文章を書くことがなくなってくると、英語となれば余計に戸惑いもあるかもしれません。
例文を参照したりしてまずは英語の「型」を覚えるつもりで練習することで、徐々に文章のバリエーションが増えていきます。
4. 一から英語を勉強する際の失敗と対策
4.1 インプットばかりでアウトプットが不足
英単語や文法、リスニングなどを参考書で勉強していると、明確な「正解」が用意されていることもあって「合っていた=わかった」という意識になりやすく、ついインプットばかりで満足しがちです。でも実際に英語が使えるようになるには、何が飛んでくるかわからない状況でアウトプット=使う練習が不可欠。
最初はうまくいかなくて当然なので、書いたり話したりなど、自分の言葉で表現する機会を意識的に作りましょう。大事なのは、「ミスを恐れず、自分で英語を外に出そうとする」こと。実際に使うことで、知識がしっかり定着し、理解も深まります。
4.2 継続ができない
英語学習が続かない最大の理由は、最初にやる気を出しすぎてしまうことです。「今日から毎日2時間!」と意気込んでも、現実とのギャップに心が折れてしまいがち。大切なのは、習慣として生活に溶け込ませること。歯磨きや通勤のように、「意識せずにこなせる」状態を目指しましょう。
また、教材は「楽しい」「ちょっと気になる」と思えるものがベスト。ドラマ、ニュース、趣味のYouTube動画など、自分の趣味・嗜好に合った素材を選ぶことで、学習が特別な「お勉強」ではなく、日常の一部になります。
4.3 短期間で結果を求めすぎる
せっかちな人に多いのがこのパターン。「早く英語ができるようになりたい」と思う気持ちは自然ですが、焦りは学習の大敵です。語学はスポーツと同じで、基礎を固める地道な時間が必要不可欠。
実際、アメリカ国務省の研究によると、英語話者が日本語の発話・読解で一定の水準に達するまでにかかる時間は2,200時間ということなので、逆も然りと考えてよいでしょう。
最初は成果が見えにくく、伸び悩んでいるように感じるかもしれませんが、それは「飛び上がる前に一度しゃがんでいる」状態だと考えましょう。少しずつでも確実に積み重ねることが後の大きな飛躍につながります。
どうしても焦ってしまう人は週単位・月単位でのミニゴールを設定し、小さな達成感を積み重ねると、自然と学習にリズムが生まれ、長期的なモチベーションの維持にもつながります。
5. まとめ
一から英語を勉強しようと思ったら、明確なゴールとそれに向かう行程をしっかりイメージしましょう。基本的に英語学習は長い道のりです。その過程を楽しむつもりで少しずつ日々の学習を積み重ねていけば、きっと新たな地平が開けるはず。このサイトにはあなたの英語学習を充実させるための記事がたくさんあるので、ぜひ目を通してくださいね。


