
日常会話で使えるフレーズは星の数ほどもありますし、同じことを言うのでもカジュアルからややフォーマルで間接的な言い方までさまざまです。この記事では「英語がなかなか口から出てこない」と思われている方に、なるべく汎用的で短く覚えやすい表現をちょっとしたコツと共にご紹介しています。これをきっかけにさらに幅広い日常英会話の表現に触れていただけると嬉しいです。
1. 日常英会話の基本フレーズ
1.1 挨拶のフレーズ
当たり前のような表現ですが、bを聞かれたときには、Fine, thank you.(元気です、ありがとう。)よりもcのほうがカジュアルです。体調があまり良くなかったとしても、I’m not feeling well.(体調が良くありません。)などとは言わずにI’m OK.(大丈夫です。)くらいにポジティブに返しましょう。そして必ず相手のことも尋ねましょう。
a. Nice to meet you.(はじめまして。)
b. Hi, how are you?(こんにちは、お元気ですか?)
c. I’m good, and you?(元気ですよ、あなたは?)
1.2 相づちを打つフレーズ
会話の中で相づちを打つことはマナーの一部です。「あなたの話を聞いています」というシグナルでもあります。短いもので良いので適切に会話に入れていけると理想的です。cのReally?はイントネーションによって「驚き」「不信」「喜び」などさまざまな感情を表すことができるので、その時の自分の心に素直なイントネーションをつけてみると相手にも伝わりやすいです。
a. I see.(なるほど。)
b. That’s interesting.(それは面白いですね。)
c. Really?(本当ですか?)
1.3 雑談・フリートークで使える表現
英語においてsmall talkと呼ばれる「たわいもない会話」は、気まずい沈黙を埋めるため、そして知らない人と新しい会話をスタートするための重要な武器です。ここでご紹介しているように、相手に質問を投げるのが最も効率的に会話を成立させる方法です(相手がたくさん喋ってくれますから)。自分なりの質問も考えてストックしておくと良いでしょう。
a. How was your weekend?(週末はどうでしたか?)
b. What do you usually do in your free time?(普段の自由時間は何をしていますか?)
c. The weather’s nice today, isn’t it?(今日はいい天気ですね。)
2. 旅行で使える英会話フレーズ
2.1 空港での英会話
空港や旅行先での会話は具体的なやり取りが多いため、必要なものは覚える、または翻訳アプリなどを使うのが効率的です。cの「アップグレードして欲しい」などはホテルなどでも使えますので覚えておくと良いでしょう。
a. Where is the check-in counter?(チェックインカウンターはどこですか?)
b. I’d like to change my flight.(フライトを変更したいのですが。)
c. Can I get an upgrade?(アップグレードしてもらえますか?)
2.2 ホテルでのコミュニケーション
旅行先のホテルは英会話の練習に絶好の場所です。サービスを受ける側なので、スタッフも親切ですし、こちらから依頼したり確認したりする内容にも事欠きません。情報として知っていてもスタッフが忙しそうでなければ英会話の練習だと思って尋ねてみるのもよいでしょう。
a. I have a reservation for tonight.(今晩宿泊を予約しています。)
b. What time does breakfast start?(朝食は何時からですか?)
c. Could you bring some extra towels, please?(タオルを追加で持ってきていただけますか?)
2.3 レストランでの注文方法
レストランもこちらから意思表示をしなくてはいけない場所です。メニューを指さすだけでなく、料理の名前だけを言うのでもなく、bのようにフルセンテンスでオーダーしてみましょう。この時、料理の名前の前にtheを入れます。定冠詞で限定するのは「このメニューの中にあるgrilled chicken」という意味だからです。
a. Can I see the menu, please?(メニューを見せてください。)
b. I’ll have the grilled chicken.(グリルチキンをお願いします。)
c. Could we have the bill, please?(お会計をお願いします。)
3. ビジネス英会話の基本フレーズ
3.1 自己紹介
自己紹介は皆さんも今まで英語のクラスやその他の場で何度も練習、体験していることだと思います。ここで最も重要な情報は何でしょうか。そう、あなたの名前です。私たちが外国人の名前を一度で理解できないように、日本語の名前は外国人には難しいものです。コツは自分の名前をゆっくり、明瞭に言うこと。なんなら2~3回スペルと共に繰り返しても良いくらいです。相手に自分の名前を知ってもらう時間を与えましょう。
a. My name is Yuki, and I work in sales.(営業部のユウキと申します。)
b. Nice to meet you. I’m in charge of marketing.(はじめまして。マーケティング担当です。)
c. I’ve been with the company for five years.(入社して5年になります。)
3.2 会議での発言
会議でもsmall talkと同じく、「あなたの話を興味を持って聞いています」というサインを出すことを心がけましょう。より積極的に会議に参加するためにaのように自分の意見を発言する、cのように理解を深めるために更に説明を求める、などがあります。どれも頻出の言い回しですので覚えておきましょう。
a. I’d like to add one point.(一点追加させてください。)
b. That's a good idea.(良い考えですね。)
c. Could you explain a bit more about that?(もう少し詳しく説明してもらえますか。)
4. シチュエーション別の例文集
4.1 初対面の人との会話例
初対面の人と話す時は、まず軽く天気や場所についてなど当たり障りのない一般的な話をしてから、相手に興味があればさらにaやbのような個人的な質問に進んでいくのが自然です。bの内容はWhy are you here?では「(一体)何でここにいるの?」というストレートでやや失礼な言い方になりがちなので、What brings you here?と覚えます。cは今までメールなどでコミュニケーションはしてきたけれど、対面で会うのが初めての人に対して使う表現です。
a. Where are you from?(どちらのご出身ですか?)
b. What brings you here?(今日はどうしてここに?)
c. It’s great to finally meet you.(やっとお会いできて嬉しいです。)
4.2 トラブル時の英会話
本当に困った時はやはり周りの人に声をかけて助けてもらう必要があるでしょう。aはさまざまな場面で「これはおかしいのでは?」と思ったときに使えます。予約や請求書などについてのクレームもこの一言で始めてから詳しい話に入ると良いでしょう。bもthe museumを目的地の名前に入れ替えれば万能です。体調が悪いなどの時は我慢せずにcで助けを求めましょう。
a. I think there’s a mistake.(何か誤解[手違い]があると思います。)
b. Is this the right way to the museum?(美術館はこの道で良いでしょうか。)
c. I’m not feeling well. Can you help me?(体調が悪いのですが、助けてもらえますか?)
5. まとめ
日常会話から旅行、ビジネスまで、よく使われる英語表現を厳選してご紹介しました。英語学習では「使える表現」を繰り返し練習することが上達への近道です。これらのフレーズを声に出して練習し、実際の会話でどんどん使ってみてください!


