
英語のライティングは、英検やTOEFLなどの資格試験でも求められる重要なスキルですが、実際に勉強している人は少ないのが現状です。今回はそんな英語のライティングについて、どのようにスキルを高めればいいかをお伝えします。アウトプットの重要性が増している昨今、英語のライティング力に対する注目度も高まっていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
1.英語ライティングができない理由
あなたは英語で文章を書けますか?と聞かれて、自信をもって「Yes!」と答えられる人は非常に少ないのではないでしょうか。これにはいくつか理由が考えられます。
1.1 インプット不足
まず挙げられるのが英単語や文法といった基礎知識のインプット不足。これらの知識が一定のレベルに達していないと、そもそも英文を書くことすらおぼつかないでしょう。自分の頭の中にある以上のことは書けないので、ここがネックになっているケースが多いです。
1.2 英語のライティング習慣がない
ある程度英語ができる人でも、いざ自分で文章を書こうとすると、思っていることの半分も書けない、ということもよくあります。これは、英語で文章を書く習慣がないからです。また、日本語と英語とでは文章の展開の仕方も異なるのですが、普段から英語でライティングをしていないと、そういった違いにも気付かないものです。
1.3 文章へのフィードバックがない
せっかく英語で文章を書いてみても、それが果たして正しいのか不安になったことはないでしょうか?自分の書いたものに対してフィードバックをもらえないため、なかなか改善が難しいのも、英語ライティングができない理由の一つです。
1.4 自分の英語に自信がない
最後は心理的な要因ですが、自分の英語に自信が持てないから書きたくない、書けないという人も多いですね。日本の英語教育では特に間違いを指摘することが多いため、それが苦手意識につながってしまったという声もよく耳にします。
2.英語ライティングを上達させるためのおすすめ勉強法とコツ
それでは、英語のライティング力を高めるためには具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか?いくつかポイントをご紹介します。
2.1 基礎文法の復習
最初に行うべきは英文法の復習です。文法は正しい英語を書くための骨組みのようなものなので、ここがしっかりしていないと、いくら書いてもライティングは上達しません。少しでも分からないことがあればそのままにせず、必要に応じて中学校の教科書まで遡ることも厭わないくらいの気持ちで臨みましょう。
2.2 語彙力を増やすための方法
文法の復習と並行して行いたいのが語彙の増強です。これには、ただ単語の意味を知るだけでなく、スペルも正しく覚えるということも含まれます。最近はスペルチェック機能がパソコンについているので多少うろ覚えでも何とかなってしまっていることが多いですが、思わぬところで恥ずかしい思いをしないよう、あえて手書きで覚えるのもよいでしょう。
2.3 英語で日記を書く習慣
ここまではインプットの話が中心でしたが、アウトプットの練習も欠かせません。ライティングの練習としておすすめなのが、英語で日記を書くこと。最初は無理せず数行から始めてOKです。日記は自分が書きたいことを書くので、取り組みやすいのもメリットです。
2.4 日本語の文章を英訳する練習
日記の他に、自分が普段目にする日本語の文章を英訳してみるというのもよい練習になります。このときのコツはまずは「日本語自体をシンプルな日本語訳にする」こと。難しい言い回しがあれば、自分の英語力でも表現できそうなレベルまで簡単な日本語に言い換えてみましょう。そうすると、英語で書けることが思ったより多いことに気付きますよ。
2.5 様々な英文を読み、書き写す
ある程度英語を書くことに慣れてくると、「もっと洗練された表現を使ってみたい!」と思うことがあります。そういうときには、ネイティブスピーカーの書いた文章をお手本にして、そのまま書き写してみるのもおすすめです。自分だったら絶対思いつかないような表現をたくさん学ぶことができるので、ぜひ試してみてください。
3.シーン別のライティングテクニック
英語で文章を書かないといけないシチュエーションのうち、主なものを3つ挙げてみました。また、そこで使えるテクニックも併せてご紹介します。
3.1 ビジネスメールのライティング
ビジネスにおいて、メールでのやりとりは必須です。もし英語でのビジネスメールをワンランクアップさせたいのであれば、ぜひやってみていただきたいのが、ネイティブの同僚や相手のメールで使われている表現をストックすること。
先ほどご紹介した、英文を書き写す、という練習と似ていますが、特に相手との関係に応じた丁寧な表現や実務で使えるプロフェッショナルな表現などを学ぶには、これ以上よい教材はありません。
3.2 エッセイや論文のライティング
エッセイや論文などの学術的なライティングでは、先行研究や参考文献で使われている英語表現をうまく活用するのが効果的です。もちろん、内容まで真似してしまうと剽窃になってしまうのでそこには気をつける必要がありますが、その分野に特定の英語表現や頻繁に使われるフレーズなどは積極的に取り入れてもよいでしょう。
3.3 SNSやチャットでのライティング
SNSやチャットはライティングの中でもカジュアルなコミュニケーションなので、口語に近いやりとりが行われることが多くなります。ここで重要なのが、SNSにおける略語をマスターすること。例えば、“lol”(laughing out loud:大笑い)や“imao”(in my arrogant opinion:言わせてもらえば)といった表現が分かるようにしておくと、スピード感を損なわずにスムーズなやりとりができるようになります。
4.英語ライティングのための便利なツール
最後に、英語ライティングで近年欠かせないツールについて触れておきたいと思います。翻訳であればGoogleやDeepLといった翻訳サービスを使ったことがある方も多いでしょう。\これらの他、ChatGPTに代表される生成AIも英語ライティングの学習ツールとして非常に有効です。自分の書いた英語の文法エラーを指摘してもらったり、単語の使い分けを質問したりすることで、ライティング力を効率的にアップできるので、もし試したことがなければ学習に取り入れてもよいでしょう。
5.まとめ
英語のライティング力をつけるために必要なことや効果的な勉強法、シーン別のテクニックなどをご紹介しました。ライティング力はすぐには身につくものではありませんが、日々の積み重ねが確実に成果につながります。文法や語彙といった基礎を固め、AIなどのツールをうまく活用しながら、実際に書く習慣をつけることが大事です。本記事の内容を参考にライティングスキルを磨いてください。


