
「英文法を勉強しましょう!」と言われても、ちょっと腰がひけてしまう人は多いのではないでしょうか。この記事では分かりづらい専門用語をできるだけ使わずに、英文法を効率よく勉強する方法や英文法をマスターするコツをご紹介します。文法が苦手な人にもぜひ読んでいただきたい内容ですので、最後までお付き合いください。
1. なぜ英語の文法を勉強する必要があるのか?
最近では小学校から英語の学習が始まっていますが、最初のうちは、文法らしいことはほとんど学びません。それなのに中学校に入ると急に「be動詞と一般動詞は違います」や「不定詞には3つの用法があります」という話が始まるのはなぜでしょうか。
ノンネイティブである我々日本人は日常生活で英語に触れる機会が少ないので、ネイティブと同じように子供のころから英語を自然に身につけることができません。そのため、英語を習得するには何らかのルールに従って学ぶ必要があります。そのルールに相当するのが英文法です。英文法を学ぶことで、英語のルールを体系的に理解し、習得できるというわけですね。
2.英文法の基礎を理解する
それでは、英文法の基礎を理解するにはどういうことが必要なのでしょうか。
2.1 中学レベルの文法をマスターする
日本の英語教育には長い歴史があり、英文法をどういう順番で学んでいくのが効率的かということにも知見があります。ですので、まずは中学校の教科書に出てくる文法事項を理解していくのが最も近道と考えてよいでしょう。もちろん、時代によって少しずつ英語教育は変わりますので、最新のトレンドを取り入れることも重要です。
2.2 文法用語そのものではなく、「ルール」の方を覚える
英文法アレルギーになってしまった人に多いのが、「文法用語が分からない」ということ。中学校や高校で「この関係代名詞は何格か」といった問題が出てきてうんざりした経験がある人もいるのではないでしょうか。
もしそうであれば、一旦文法用語は脇に置いてルールを覚えることにフォーカスしましょう。上記の関係代名詞の話であれば、その関係代名詞が文中でどういう役割を果たしているのかがわかればOK。ルールを先に覚えれば用語の理解も後からついてきますよ。
2.3 一旦暗記してからルールを考えてみる
ルールを覚えても今一つしっくりこないなあ…という場合には、まずいくつか例文を暗記してからそこに共通するルールを自分で考えてみるのも一つの手です。自分でルールを導き出そうとする(これを帰納的アプローチと言います)ことで自分の頭の中が整理され、それまで引っかかっていた点が参考書を読み直すとすっきり理解できることもありますので、ぜひ試してみてください。
3.英文法の効率的な勉強法
次に、英文法を効率的に学ぶ方法をインプット、アウトプットに分けて解説します。
3.1 インプット
3.1.1 参考書・問題集を一つに絞る
英文法を勉強する際には、できるだけ使う参考書や問題集は一つに絞りましょう。同じ文法項目の解説でも本によってアプローチが異なる場合があり、あれこれ手を出すとかえって混乱をきたす可能性があるためです。その代わり、使う参考書や問題集はじっくり時間をかけて選ぶのがポイントです。何冊か手に取って比較し、自分が最も理解しやすいと思えるものを見つけてください。
3.1.2 学んだ文法は例文とセットで覚える
学んだ文法項目ごとに、短い英文を作成してみましょう。例えば、「現在完了形」を学んだら、「I have visited Tokyo three times.」などの文をいくつか一緒に覚えてしまいましょう。実際に使う形で覚えることで、仮に文法用語を忘れてしまったとしても、「この文章はこういうルールで使われているんだった」と思い出すことができます。
3.2 アウトプット
3.2.1 問題集を使った演習
問題集には基礎向け、実践向け、試験対策向けなどさまざまな種類があります。初心者には解説が充実した文法ドリル形式のもの、中級以上なら模試形式のものが適しているでしょう。また、問題を解く際には「なぜその選択肢なのか」「なぜこれが正解と言えるのか」をセルフ解説すると理解が深まるのでおすすめです。
3.2.2 英文を声に出して読む練習
文法を実践的に理解するためには、英文を声に出して読むことも効果的です。簡単な英語ニュースや子ども向けの物語、ポッドキャストなどを活用し、学んだ文法が実際にどのように使われているかを確認しましょう。特に、よく使われる時制や助動詞、前置詞などの用法が自然と身につきます。また、気になった文は書き写して文構造を分析するのも効果的です。
4.まとめ
英文法は日本人が後天的に英語を学ぶ際のルールブックのようなものです。難しい文法用語にとらわれることなく、英語をツールとしてよりうまく使えるようになるためのルールを覚えていくというマインドで、インプットとアウトプットをバランスよく取り入れながら学習を進めていきましょう!


