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TOEIC Bridgeの平均点はいくつ?大学生・高校生・中学生別に解説

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TOEIC Bridge® Listening & Reading Testsは、英語学習の初級者から中級者を対象に設計されたテストです。TOEIC® Listening & Reading Testと出題形式は似ているものの、難易度が低く、問題数も少ないため、TOEICテスト受験に向けた準備段階として注目されています。
この記事では、TOEIC Bridgeのスコア範囲や平均点、おすすめの勉強法を解説し、効率よく英語スキルを伸ばすためのポイントをご紹介します。

1. TOEIC Bridgeとは?

1.1 TOEIC Bridgeの概要

TOEIC Bridgeは、外食や買い物といった​身近な日常生活の場面で使われる、基礎的な英語力を測定するテスト​です。リスニングとリーディングのスキルを測るTOEIC Bridge® Listening & Reading Testsと、スピーキングとライティングのスキルを測るTOEIC Bridge® Speaking & Writing Testsがあります。TOEIC Bridge® Listening & Reading Testsはマークシート方式、TOEIC Bridge® Speaking & Writing Testsは会場でパソコンを使って実施されます。

TOEICと出題形式が似ていることから、​TOEICの準備段階​として受験されるほか、学校や教育機関で英語学習の​到達度チェックや学習意欲の向上​を目的に活用されるケースもあります。

1.2 TOEICとTOEIC Bridgeとの違い

TOEIC Bridgeは、​TOEICと比べて問題数や所要時間が大幅に少ない​ので取り組みやすいのが特徴です。TOEIC® L&R TESTではリスニングが100問・約45分間、リーディングが100問・75分間で構成されていますが、TOEIC Bridge® L&R TESTSではリスニングが50問・約25分間、リーディングが50問・35分間と、全体的に短時間で実施されます。

また、TOEIC® S&W TESTSではスピーキングが11問・約20分、ライティングが8問・約60分で行われますが、TOEIC Bridge® S&W TESTSではスピーキングが8問・約15分間、ライティングが9問・約37分間です。

さらに、TOEICが日常生活からビジネスシーンまで幅広いトピックをカバーしているのに対し、TOEIC Bridgeは​身近な日常生活に焦点を当てた内容​となっています。リスニングの音声はTOEICよりも​スピードがゆっくり流れ、設問もシンプル​です。全体的に​問題文の長さがTOEICよりも短く​なっています。

2. TOEIC Bridgeのスコア範囲

2.1 TOEIC Bridgeの最低点と最高点

TOEIC Bridge® L&R TESTSおよびTOEIC Bridge® S&W TESTSでは、いずれも合計スコアが30点から100点までの1点刻みで算出されます。4技能のそれぞれのセクションでは、​15点から50点までのスコアの幅​になります。1問=1点という単純な配点ではありません。仮にすべて不正解だった場合でも、最低スコアとして15点が与えられます。

2.2 Listening & Reading Testsのスコア範囲

テスト受験後、公式認定証が発行されます。認定証にはスコアのほかに、取得したスコアに応じた英語運用力が、4つのスコアレンジに分類されて記載されます。これにより、自分のスコアがどのような力を示しているのかを確認することができます。
リスニングおよびリーディングのスコアレンジの詳細については、以下のウェブサイトをご参照ください。 参考:スコアレンジ別評価一覧・項目別正答率
さらに、リスニングとリーディングそれぞれについて、4つの評価項目ごとの正答率も示されます。リスニングでは「適切な応答」「短い対話や会話」など、リーディングでは「語彙」「文法」などが評価の対象です。
これにより、自身の英語力の中でどの項目が強みで、どの項目が弱みかを把握し、今後の学習に生かすことができます。

2.3 Speaking & Writing Testsのスコア範囲

TOEIC Bridge® S&W TESTS受験後にも公式認定証が発行され、スコアと共に、各技能における英語運用力が、取得したスコアに応じて4つのスコアレンジに分類されて記載されます。
スピーキングおよびライティングのスコアレンジの詳細は、以下のウェブサイトで見ることができます。 参考:スコアレンジ別評価の一覧表

3. TOEIC Bridgeの平均点

3.1 TOEIC Bridge全体の平均点

TOEICテストを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会がまとめたデータによると、2023年度のTOEIC Bridge® L&R TESTSの公開テストの平均スコアは、69.8点(リスニング32.9点、リーディング36.9点)でした。団体受験であるIPテストの平均スコアは、59.2点(リスニング27.1点、リーディング32.0点)となっています。

一方、TOEIC Bridge® S&W TESTSの公開テストでは、スピーキングの平均スコアが37.1点、ライティングが43.3点でした。IPテストでは、スピーキングが32.1点、ライティングが37.5点という結果が出ています。

3.2 大学生の平均点

大学生のTOEIC Bridge® L&R TESTSの平均スコアは、公開テストで78.0点(リスニング36.8点、リーディング41.2点)でした。IPテストでは、59.9点(リスニング27.2点、リーディング32.6点)という結果が出ています。

3.3高校生の平均点

高校生のTOEIC Bridge® L&R TESTSの平均スコアは、公開テストで65.2点(リスニング30.8点、リーディング34.4点)でした。一方IPテストでは、62.0点(リスニング29.1点、リーディング32.9点)というスコアになっています。

3.4 中学生の平均点

中学生のTOEIC Bridge® L&R TESTSの平均スコアは、公開テストで68.8点(リスニング33.2点、リーディング35.5点)でした。IPテストでは、56.3点(リスニング26.8点、リーディング29.5点)でした。

参考:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2024 2023年度受験者数と平均スコア p.15以降

4. TOEIC Bridgeのおすすめ勉強法

4.1 リスニングの勉強

TOEIC Bridgeの学習を始めるにあたっては、まず公式問題集を1冊用意するのがおすすめです。公式問題集を使うことで、実際の出題形式に慣れることができるうえ、公式ナレーターによる音声が収録されているため、効果的に対策を進められます。

英語に苦手意識がある方は、リスニングセクションのPart 1(画像選択問題)やPart 2(応答問題)から取り組むとよいでしょう。これらのパートでは、出題される文が比較的シンプルで短いため、​意味を確認しながら、文を聞き終えた後に再現する「リピーティング」練習が効果的​です。

特にPart 2では、​問いかけと正解の応答の選択肢だけを取り出して練習する​ことで、自然な英語の応答パターンが身につくことが期待できます。まずはスクリプトを使い、文を聞き終えてから声に出す「リピーティング」から始めましょう。次のステップとして、​スクリプトを見たまま音声と同時に発声する「オーバーラッピング」に取り組むのも効果的​です。さらに、文字を見ずに行うオーバーラッピングに挑戦するのもよい練習になります。

慣れてきたら、Part 3(会話問題)やPart 4(説明文問題)のやや長めの音声にもステップアップしてみてください。

4.2 リーディングの勉強

Part 1(短文穴埋め問題)とPart 2(長文穴埋め問題)では、基本的な文法の知識を問う空所補充問題が出題されます。解説を読んでも理解できない場合は、中学文法の参考書などを使って復習しましょう。また、​空所を正解で埋めた完成文を繰り返し音読​することで、正しい文の感覚が養われていきます。

Part 3は読解問題です。解説や和訳を参考にしながら、​なぜその選択肢が正解なのかを自分で説明できるくらいまで読み込み​ましょう。本文の英文も音読し、わからない単語はその都度調べて語彙を強化しておくことが大切です。

さらに、意外と見落としがちなのが設問と選択肢の英語です。設問で使われる表現は他の問題でも繰り返し出てくるため、しっかり意味を理解しておきましょう。

4.3 スピーキングの勉強

スピーキング対策でも、まず公式ガイドブックなどを活用して、​出題形式をあらかじめ確認​しておきましょう。
苦手意識のある人は、​比較的取り組みやすい「音読問題」や「写真描写問題」​から始めるのがおすすめです。

音読問題では、モデル音声を参考にしながら、カンマやピリオドなどの区切りに注意して、正しいイントネーションで読む練習を繰り返しましょう。練習素材としては、TOEIC Bridgeスピーキングの問題に加えて、TOEIC BridgeのリスニングPart 4のスクリプトなども活用できます。

写真描写問題の対策としては、サンプルの正解文を参考にしながら、写真に写っている物や人の動きを英語で表現する練習をします。TOEIC Bridge以外の素材も活用できます。たとえば、同じETSが制作しているTOEIC® S&W TESTSやTOEIC® L&R TESTの写真素材を使った練習も、表現力を広げるうえで効果的です。

その他の問題では、日ごろの英語力が試されるため、即効性のある対策は限られています。そのため、日常的に英語を話す習慣を持つことが何より重要です。例えば、TOEICのリスニング問題を音読したり、スピーキング練習用のアプリやオンライン英会話を活用したりすることで、英語を使う時間を日常に取り入れていきましょう。

4.4 ライティングの勉強

ライティングの問題でも、普段の英語力や発想力が問われます。スピーキングと同様に、短期間で成果を出すことは難しいため、日ごろから少しずつ力をつけていくことが大切です。

正確な文を書くためには、基本的な単語力と文法力が欠かせません。無理に難しい表現や長文を書こうとするよりも、​短くてわかりやすい文を、正確に書く​ことを心がけましょう。

また、パソコンを使ってタイピングで解答する形式なため、タイピングにも慣れておくようにしましょう。

5. まとめ

この記事では、TOEIC Bridgeのスコアや勉強法についてご紹介しました。TOEICと似た形式で出題されるため、実践的な学習ができるうえ、初級~中級者向けに設計されていることから、スコアの伸びを実感しやすいテストです。
英語の基礎力を強化したい方や、将来TOEICにチャレンジしたい方にとって、良いステップになるはずです。機会があれば、ぜひ一度受験してみてはいかがでしょうか。

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執筆・監修

Q-Leap株式会社

Q-Leapは2014年創業のビジネス英語研修・研修コンサルティング・金融翻訳サービスなどを提供する会社。現社長愛場吉子と前社長浅場眞紀子が「日本のビジネスパーソンの英語力向上」をミッションに掲げてスタートした。以来、エクゼクティブ向けのプライベートレッスン、企業研修、大手インターネットサービス事業会社の社内公用語英語化のスピーキング研修提供、リクルートスタディサプリ制作への参画に加え、書籍の執筆・出版など多くの英語関連事業に携わってきた。またQ-Leapの専任講師、パートナー講師は、TESOL(英語教授法)修士を含めバイリンガルの経験豊富な人材で構成される。
主な書籍:「シーンで学ぶビジネス英語の基本」(アスク出版)、「話す英語」(アルク出版)、「話せる英語ドリル300文」(アルク)等多数。

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