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TOEICで時間が足りない?最後まで解くための効果的な対策法やコツを紹介!

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TOEIC® L&R TESTのリーディングセクションで、「最後の問題までたどり着けなかった」という経験はありませんか?実はそれ、とてももったいないことかもしれません。本来なら取れていたはずのスコアを逃している可能性があるからです。
この記事では、TOEICで時間切れになってしまう原因を探り、その対策について詳しくご紹介します。

1. TOEICで時間が足りない理由

1.1 TOEICで時間切れになる主な原因

1.1.1 解き方に慣れていない

TOEICのリーディングセクションでは、​75分間で100問​を解かなければなりません。単純に計算しても、​1問あたりにかけられる時間は1分未満​です。
実際には、パートごとに、そして問題タイプごとに時間配分や解き方のコツがあります。しかし、こうした解答戦略に慣れていないと、最初の問題から1問ずつ丁寧に取り組みすぎてしまい、最後まで到達できないまま終了時刻を迎えることになりかねません。

1.1.2 考え込んでしまっている

正確さを追求するあまり、解答スピードが落ちてしまうのはよくあることです。また、前半の短文の問題で、「選択肢の単語はすべて知っているから解けるはず」と思い込み、長く考え込んでしまっているうちに、時間が過ぎていくこともあるでしょう。

長文読解問題では、設問に答えるための情報だけを読み取ればよく、必ずしも文書全体の意味を理解する必要はありません。しかし実際には、​解答に関係のない箇所まで意味を取ろうとして、時間を浪費してしまう​ケースもあります。

1.1.3 単語・文法の不足、リーディングの速度不足

スピードが求められるTOEICにおいて、基本的な単語や文法の知識が不足していると、内容の理解に時間がかかり、解答スピードが落ちてしまいます。
さらに、内容をしっかり理解しようとするあまり、​「戻り訳(英文を最後まで読んでから、日本語の語順に直して訳すこと)」をしていると、あっという間に時間が過ぎて​しまいます。

1.2 時間が足りる・足りないは重要か

リーディングで「時間が足りる」かどうかは、スコアに直結するため、当然重要です。ただし、それはすべての問題を解き終えることではなく、​途中を飛ばしてでも最後の問題まで到達すること​がポイントです。

TOEICでは、問題が難易度順に並んでいるとは限りません。前半に難しい問題が配置されていても、後半には比較的解きやすい問題が含まれていることもあります。時間切れで問題文のページすら開けなかった中に、本来なら正解できたはずの問題が含まれていた可能性もあるのです。

2. TOEICリーディング各パートの時間配分の目安

2.1 目安時間は目安でしかない

それでは、リーディングセクションでは、どのように時間を意識して解き進めればよいのでしょうか。一般的には、次のような時間配分が目安とされています。

Part 5(短文穴埋め問題)30問:10~14分
Part 6(長文穴埋め問題)16問:8分
Part 7(読解問題)54問:53~57分

穴埋め問題に割ける時間は非常に短く、1問あたり約30秒です。これは、Part 5・6の穴埋め問題が文法や語彙といった「知識」を問うものであり、​知っていれば即答できるが、知らなければいくら考えても正解にたどりつくのは難しい​からです。

一方で、Part 7の読解問題は、時間をかけてじっくり読めば正解を見つけやすくなり、スコアアップにもつながりやすいパートです。
そのため、​「穴埋め問題は目安時間で見切りをつけ、読解問題にできるだけ多くの時間を残す」​というのが、時間配分の基本的な考え方です。

2.2 自分に合った時間配分をみつけよう

上で紹介した時間配分は、あくまで一つの目安にすぎません。実際には、目標スコアや、得意・不得意な分野によって、適切な配分は人それぞれ異なります。

大切なのは、​自分にとって最も解きやすい時間配分を見つける​ことです。そのためには、模試のリーディングセクション(100問)を本番と同じく75分で解いてみて、どこで時間が足りなくなるのか、どのパートに時間をかけすぎているのか、などを確認しながら調整していくとよいでしょう。

3. 時間切れにならないための対策法・コツ

3.1 時間配分を意識して解き進める

自分に合ったパートごとの時間配分を決めたら、​本番ではその配分を守って解き進める​ことが大切です。時計を確認し「何時何分になったらどのパートに取りかかるか」を事前に決めておきましょう。

実際に解き始めると、想定よりも時間がかかることがありますが、決めた時間になったら、たとえ解き終わっていなくてもそのパートを打ち切り、次のパートに進むようにします。 ここで注意すべきなのは、​解答しなかった問題がある場合、最後に必ず戻ってマークされているか確認する​ことです。マークの塗り残しは大きなスコアロスにつながります。

3.2 すべての問題を解く必要はない

満点を狙っているのでない限り、「すべての問題を解かなければならない」という考え方からは自由になるべきです。

TOEICはさまざまな英語レベルの受験者を対象としているため、問題の難易度にも大きな幅があります。ところが、​1問あたりの配点は、難易度に関係なく一律​です。難しい問題を解いても加点されるわけではなく、正解数がそのままスコアに反映されるのです。

したがって、難しい問題に時間をかけすぎるより、自分が解ける問題を確実に解く方が、スコアアップにつながる可能性が高くなります。​「難易度の高い問題は思いきって飛ばす」という判断​も、十分に有効なのです。

目安ではありますが、例えばTOEICで600点を取るには、リスニング・リーディングそれぞれで60%強の正答率が必要とされるといわれています。つまり、約4割は間違えてもよいのです。

3.3 解く順番を変えてみる

リーディングセクションは、問題冊子に印刷されている順番で解かなければならない――そう思っていませんか?実は、どの問題から解き始めてもかまわず、順番は自由です。

例えば、時間に余裕のあるうちにPart 7の読解問題から取り組み、最後の20〜30分をPart 5・6に充てるという解き方をする人もいます。 大切なのは、​自分にとって最も解きやすく、スコアにつながる順番を見つける​ことです。
そのためには、模試形式の問題集などを使ってリハーサルを行い、解く順番によってどのように解きやすさが変わるかを確認しておきましょう。

なお、順番を変えて解く場合は、マークシートの記入位置を間違えないように、くれぐれも注意してください。

3.4 読み直しを減らして解答時間を確保

Part 7の読解問題では、理想を言えば、本文を最初から通して読み、その内容を頭に入れたまま設問を読んで、すぐに答えがわかるのがベストです。しかし実際には、本文の内容を部分的に忘れてしまい、もう一度同じ箇所を読み返すということがよくあります。これが積み重なると、やはり時間のロスにつながってしまいます。

長い文章を記憶にとどめるのが苦手な方は、​本文を段落ごとに区切り、問題を解きながら読み進める方法​を試してみてください。たとえば、設問を2つ読んでから、本文の最初の段落を読み、ヒントを探します。その段落に答えが見つからなければ、次の段落へ進みます。

TOEICの読解問題では、​設問の順番に沿って本文の該当箇所が現れることが多い​ので、この方法を使えば、本文を何度も精読し直すことなく、スムーズに解き進められるはずです。

3.5 スラッシュリーディング

リーディングで時間切れを防ぐには、テストテクニックだけでなく、英文を速く正確に読む力が必要です。そのための練習法としておすすめなのが「スラッシュリーディング」です。

英文を読むときに、前置詞や関係代名詞の前などでスラッシュを入れ、​意味のまとまりごとに区切りながら読む​ことで、英語の語順通りに理解する力を養うことができます。この習慣が、戻り訳を防ぎ、読解スピードの向上につながります。

なお、本番では問題冊子に書き込みをすることが禁じられているため、頭の中で意味の切れ目を意識できるよう、日頃から練習しておくことが重要です。

4. まとめ

時間との勝負となるTOEICリーディングセクション。この記事では、限られた時間の中で英語力を無駄なくスコアに反映させるための、効率的な時間管理のコツをご紹介しました。 これらの方法をいきなり本番で試すのではなく、日ごろの練習から取り入れて、確実な実力アップとスコア向上につなげていきましょう。

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執筆・監修

Q-Leap株式会社

Q-Leapは2014年創業のビジネス英語研修・研修コンサルティング・金融翻訳サービスなどを提供する会社。現社長愛場吉子と前社長浅場眞紀子が「日本のビジネスパーソンの英語力向上」をミッションに掲げてスタートした。以来、エクゼクティブ向けのプライベートレッスン、企業研修、大手インターネットサービス事業会社の社内公用語英語化のスピーキング研修提供、リクルートスタディサプリ制作への参画に加え、書籍の執筆・出版など多くの英語関連事業に携わってきた。またQ-Leapの専任講師、パートナー講師は、TESOL(英語教授法)修士を含めバイリンガルの経験豊富な人材で構成される。
主な書籍:「シーンで学ぶビジネス英語の基本」(アスク出版)、「話す英語」(アルク出版)、「話せる英語ドリル300文」(アルク)等多数。

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