
TOEIC® L&R テストで時間が足りない!とパニックになった経験はありませんか?この記事ではそんなあなたのためにTOEIC® L&R テストの適切な時間配分のしかたをパート別・目標スコア別に解説します。最後まで読んでいただければ、きっとスコアがワンランクアップしますよ!
1. TOEICテストの全体像を把握しよう
TOEIC® L&R テストで適切な時間配分をするためには、きちんと試験の全体像を把握しておくことが大切です。まずは、テストの内容と時間について確認しましょう。
1.1 TOEICの試験内容と時間
TOEIC® L&R テストはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるテストです。「2時間もある」と思っても、いざ受験してみるとあっという間ですよね。
2. TOEICリスニングの時間配分
それでは、まずはリスニングの時間配分から見ていきましょう。
2.1 各パートの時間配分とポイント
TOEIC® L&R テストのリスニングはPart 1 - Part 4の4パートに分かれています。問題数と時間配分はそれぞれ、Part 1(写真描写問題)が6問で約3分、Part 2(応答問題)が25問で約9分、Part 3(会話問題)が39問で約17分、 Part 4(説明文問題)が30問で約16分となっています。 今何問目を解答しているのか見失わないよう、問題番号も意識して聞きましょう。
2.2 リスニングでの失敗を避けるための時間配分
リスニングは一度始まってしまうと途中で止まることはありません。そのため、あまり時間配分を考えないという人も多いと思います。しかし、リスニングでも時間を有効に使うためのちょっとしたコツがあるのをご存じでしょうか。
最もわかりやすいのが、各Partの初めに流れるDirections(指示文)の時間などを使って、先に問題の選択肢を確認しておくという手法。これだけでもスコアが少し上がった、という人は多いです。Part 2は質問も選択肢も印刷されていないので例外ですが、Part 1はどんな写真か(人物中心なのか、風景だけなのか、など)やPart 3, 4では何について聞かれているか(話の概要なのか、特定の情報なのか)設問の内容だけでも把握しておくと準備がしやすくなりますね。ちなみに、Directionsはだいたい30秒くらいあります。また、Part 3とPart 4では設問も読み上げられます。貴重な時間ですので、これらも活用して問題の先読みにあてましょう。
3. TOEICリーディングの時間配分
それでは次に、リーディングの時間配分についてです。
3.1 各パートの時間配分とポイント
リーディングは自分で時間配分ができるだけに、慣れていないと失敗しがちです。 まず、それぞれのパートで何問あるかを頭に入れておきましょう。Part 5(文法問題)は30問、Part 6(長文の穴埋め問題)が16問、そしてPart 7(読解問題)が54問という構成になっています。制限時間が75分間なので、仮に最も時間のかかるPart 7で1問1分かけたとすると、目安としてはPart 5で10分(1問あたり20秒)、Part 6は8分(1問あたり30秒)くらいのペース配分を意識するとよいでしょう。
3.2 リーディングでの失敗を避けるための時間配分
リーディングで一番もったいないのが、最後まで問題を解き切れずにいわゆる「塗り絵」(ランダムにマークシートを塗りつぶすこと)をした結果、わかるはずの問題を落としてしまうこと。こうならないためにも、先ほど挙げたペースは厳守しましょう。わからないものはわからないと割り切り、時間がきたら最もそれらしい選択肢をマークして次に進む勇気を持つことが重要です。
逆に、もし「これが正解だ!」と自信が持てる選択肢があれば、それ以降の選択肢は読まずに先に進みましょう。几帳面な人ほど丹念にすべてを読んでしまいがちですが、TOEIC® L&R テストではあえてそれをしないことがスコアアップには必要です。990点満点を目指しているのでない限り、「全部を確実に正解する必要などない!」と割り切ることで気持ちに余裕が生まれ、かえっていい結果につながりますよ。
4. TOEIC目標スコア別の時間配分アプローチ
それでは、ここからスコア別に目安となる時間配分について触れていきます。前提として、リスニングとリーディングのスコアが同じくらい(例:リスニング、リーディングとも300点)という想定です。また、リスニングの時間配分はスコアにかかわらず同じことが言えますので、リーディングの時間配分をメインにご紹介します。もちろん、TOEIC® L&R テストの攻略には決まった形があるわけではないので、あくまで作戦のひとつとお考えください。
4.1 600点突破を目指すための時間配分
おおよそTOEIC® L&R テストの平均点とされている600点を突破するためには、リーディングの正答率を上げるためにあえて自分の得意な分野に多く時間を使う戦略が有効かもしれません。例えば、Part 7は比較的解答しやすいシングルパッセージ(1つの文書だけを読んで解答する問題)に集中。後半に出てくるダブルパッセージ(2つの文書を読んで解答する問題)やトリプルパッセージ(3つの文書を読んで解答する問題)はすぐ解答できそうな問題にのみ時間を使うというのも手です。また、比較的取り組みやすい主題や概要を問う問題(“What is the purpose of this memo?”や“What does this article mainly discuss?”といったタイプの設問)や同義語の言い換え問題(“The word “imperative” in paragraph 1, line 3, is closest in meaning to”といったタイプの設問)を取りこぼさないようにしましょう。
4.2 700点突破を目指すための時間配分
700点突破を目指すとなると、リーディングは100問すべてに一通り目を通して解答することを目指したいもの。そのためには先ほどお伝えした解答ペースを厳守することが絶対条件です。その上で大事なことは、本文中の特定の情報を探す問題(例:“When does the board meeting take place?”や“According to the e-mail how many people are attending the shareholders’meeting next year?”といったタイプの設問)を確実に正解できるよう、少し時間を取ってみるとよいでしょう。
4.3 800点突破を目指すための時間配分
上級者の仲間入りを果たす800点突破を目指す方に必要なのは、ここまでご紹介してきたことに加えて、Part 5とPart 6をいかに短時間で解きPart 7のための時間を捻出できるかです。具体的には、Part 5は1問15秒・30問で7分半、Part 6は1問20秒・16問で5分強を目指します。こうして浮いた時間をPart 7の中でも難易度の高い推論問題(“What can be said about the new store location?”や“According to the e-mail, what is suggested about Mr. Tanaka’s business plan for next year?”といったタイプの設問)の選択肢を吟味する時間などに使うとよいでしょう。
5. まとめ
TOEIC® L&R テストのスコアアップに必要な時間配分について、パート別・目標スコア別に解説してきました。目標スコアを取得するには、問題形式と時間配分をしっかりと頭に入れておくだけでなく、時間配分通りに問題を解いていくための練習が必須です。ぜひこの記事の内容を参考に、日々のトレーニングを継続してください!


