
仕事もプライベートも大忙しの40代。でも何か自己研鑽もしたいな…と、TOEIC® L&R TESTの受験を思い立った人もいるのではないでしょうか。そんな方のために、この記事では40代から始めるTOEICの勉強に役立つ勉強法やTOEICの活用方法について解説していきます。
1. TOEICを40代から始める理由
1.1 転職や昇進・昇給
40代の方がTOEICのための勉強を始めるメリットは様々です。例えば、ニュースなどでも報道されているように、一部の企業では昇進や昇給に一定のTOEICスコア取得を義務付けています。また、転職する際にもTOEICスコアは英語力の証明として役立つので、40代の方にとってTOEIC受験のメリットは非常に大きいと言えます。もし今は働いていない方でも、将来のキャリアに向けた準備としてTOEICは取り組みやすい目標と言えるでしょう。
1.2 40代ならではの英語を勉強するメリット
昇進や転職といった直接的なメリットだけではなく、40代の方が英語を勉強することには様々なメリットがあります。世界中の情報の9割が英語で発信されていると言われている昨今、英語で情報収集ができるかどうかはビジネスの成功を左右します。また、私生活や趣味においても、英語で情報を吸収できることは有利に働きますので、英語学習は「やらない選択はない」と言っても過言ではないでしょう。
2. TOEICの勉強を始める前に
2.1 自分の英語スキルを把握する
いざTOEICをやってみよう!と机に向かう前に、まずはご自身の英語力がどれくらいなのか客観的に把握する機会を設けましょう。もちろん、そのために一度TOEICを受験してみるというのも非常に有効な手段です。ただし、久しぶりに英語を勉強するという方にとっては、いきなりTOEICを受験するのは少しハードルが高いかもしれません。その場合は、一旦他の試験を挟んでみるのも手です。自分の「現在地」を正確に把握した上で、TOEIC対策を始めるのが効率的です。
2.2 目標スコアの設定
自分の英語力を把握したら、次に目標スコアを設定しましょう。目標が曖昧なままだと、何をどこまでやればいいのかよく分からなくなってしまうので、必ず押さえておきたいポイントです。また、単に「TOEICで〇〇点を取りたい!」というだけではなく、いつまでにそのスコアを達成したいのか、そのためにはどのくらいの勉強時間を確保する必要がありそうかなど、できるだけ具体的に目標達成までのプランを立てるのが成功の秘訣です。もし、自分一人ではどのくらいのスコアを目標にしてよいか分からなければ、英語コーチなどのプロに相談してみてもよいでしょう。
2.3 TOEICの勉強スケジュールを作成
具体的なスコア目標が決まったら、それに向けた勉強スケジュールを立てましょう。最初はあれやこれやと詰め込みたくなってしまいがちですが、忙しい40代の皆さんには不測の事態がつきものです。ご家族や仕事との兼ね合いもあるので、スケジュールは余裕を持って組んでおきましょう。時々進捗を確認しながら、無理のない範囲で学習を継続していきましょう。
3. 40代から始める効果的なTOEIC勉強法
3.1 まずは中学英語から復習してみる
特に英語からしばらく離れていた方は、中学英語を総点検することから始めるのがコツです。TOEICでは様々なレベルの問題が出題されますが、中学レベルの基礎がおろそかになっていると必ずどこかでスコアが伸び悩んでしまいます。そうならないためにも、最初はしっかり時間をかけて、中学校で習う語彙や文法事項をひとつひとつ確実にマスターしておくことがTOEIC対策の第一歩です。中学校レベルの総復習を目的とした参考書は多数市販されているので、気に入ったものを一冊仕上げておけばOKです。
3.2 ルーティンを設定する
TOEICの勉強を継続するために大事なのが「いかに勉強を生活の中に組み込むか」ということ。そのために大切なのが毎日のルーティン作りです。例えば、通勤の電車では必ずリスニングの練習をする、お昼休みには単語帳を開くなど、負担なく続けられそうな勉強を1日の生活に組み込んでいきましょう。ちなみに、ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士によると、ある行動が習慣として身につくようになるのに必要な期間は平均して約66日が目安になるそうです。(出典:How long does it take to form a habit? | UCL News - UCL – University College London)もちろん行動の内容や人によって日数には幅があるようですが、まずはこの日数を目標に継続してみましょう。
3.3 仲間を見つける
仕事や家庭に忙しい40代の方におすすめしたい勉強法のひとつが「仲間を見つける」ことです。おそらく、同僚や友達でもTOEICの勉強をすでにしていたり、これから始めたいと思っていたりする人がいるのではないでしょうか。そういった人達に声をかけて一緒にがんばることで、しんどい時でもお互い支え合うことができるかもしれません。また、お子さんがいらっしゃる方はお子さんと一緒に勉強するのもよい方法です。親である皆さんが勉強している姿を見せることはお子さんにとってもよい刺激になるでしょう。
4. TOEICの勉強を継続するには?
4.1 定期的に模擬試験や問題集でレベルチェック
TOEICの勉強を続けるにあたっては、時々自分の現在地を確認することが大事です。具体的には、問題集にセットされている模擬試験を解き、自分の正答率を確認してみることで成長度合いや課題が見えてくるはずです。とはいえ、目標スコア達成までは長丁場なので、一喜一憂せず、TOEICの勉強を通じて正解できるようになったこと、これから正解できるようになりたいことを冷静にチェックしましょう。
4.2 自分の勉強内容を定期的に振り返る
実戦形式の模試による正答率チェックと同時に、自分の勉強している内容についても振り返ってみるとスコアアップのヒントが得られるかもしれません。初心者のうちは、リスニングのPart 1、 Part 2や、リーディングのPart 5の文法問題など、比較的取り組みやすい内容に偏りがちです。ある程度スコアが出るようになってきたら、徐々に他のパートの練習も取り入れていくようにすると、新たな学びがありますし、気分もリフレッシュされ、学習効果の向上にもつながります。また、問題演習だけでなく、リスニングでは、音声を文字に書き起こす「ディクテーション」や音声の後に続けて発音する「シャドーイング」を取り入れてみたり、リーディングでは制限時間を設けて早く読む練習をするなど、トレーニングの仕方にも変化をつけるとモチベーションが持続しやすくなります。
5. まとめ
40代の方にとって、TOEICの勉強には様々なメリットがあります。自分の現在のレベルと目標とするスコアによって道のりは変わってきますが、無理のない計画でTOEICの勉強を仕事と家庭の時間に組み込んでいきましょう。


