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TOEIC Part4のおすすめ勉強法やコツ、パターン別の対応方法を解説!

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TOEIC® L&R TESTのリスニングセクションにおいて最も難関とされるPart 4。特に初心者の方は、「何を言っているのかよくわからず、何となく答えをマークしてしまっている」ということも多いかもしれませんね。たしかに難しいPart4ですが、コツをつかめば少しずつわかるようになってきます。この記事ではPart 4攻略のためのポイントと、リスニング力アップのための勉強法について解説します。

1. TOEIC Part 4の問題とは?

1.1 問題形式

TOEICのPart 4は​一人の話し手による、ある程度の長さのあるアナウンスやナレーションなどのトークを聞いて解答する問題​です。リスニングセクションの他の問題と同じく、音声は1度だけ流れます。音声を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送もされます)と選択肢を読み、4つの選択肢の中から最も適当なものを選んで解答用紙にマークする形式です。また、音声の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。なお、1つのトークにつき設問は3問ずつとなっています。

1.2 試験時間と問題数

Part 4では全部で10のトークが放送され、設問の数は合計30問です。トークの長さはおよそ30~40秒ほどで、本文が読み上げられた後に設問が読み上げられます。設問と設問の間にポーズが8秒(図表問題では12秒)ほどあるので、この間に答えを見つけてマークする必要があります。すべて合わせて約16分がPart 4の試験時間の目安となります。

1.3 TOEIC Part 3との違い

Part 3は2人または3人による会話を聞いて答える問題でしたが、Part 4では必ず話し手は1人というのが大きな特徴です。長さはほぼ同じですが、Part 4では一方的な説明や案内が中心となるため、​話の流れが論理的でまとまっている反面、流れにうまく乗れないと一気に内容を見失いやすいという難しさがあります​。また、会話のキャッチボールがない分、話の構成や要点を自分で整理しながら聞く力が求められます。それぞれのトークのシチュエーションを想像しながら、登場人物の一人になったつもりで聞くとよいでしょう。

2. TOEIC Part 4の基本的な解き方・コツ

2.1 設問を先読みしておく

Part 4では、音声が流れる前に​設問を先読みしておくのがセオリー​です。そうすることで、これから流れてくる話の内容をある程度予測でき、どういった情報に注意して聞けばよいかがわかりやすくなります。例えば、“Who most likely are the listeners?”という設問があったら、この音声を聞いているのはどういう人か、という点に注意を向けることで正解にたどり着きやすくなります。なお、設問の先読みは次の1セット(3問)分程度にとどめておくのがおすすめです。欲張ってあまり先まで読もうとすると覚えきれませんし、そうこうしているうちに音声が流れ始めてしまう可能性もあるので、余裕を持って確認できる範囲で先読みしましょう。

2.2 聞き取るポイントを事前に把握する

Part 4では、設問を先読みしてどんな情報を聞き取ればいいか把握しておくことが重要です。そのために活用できるのが、最初に流れるディレクション(約40秒)と、設問のあとのポーズ(8~12秒)です。​この時間に「次の音声でどのような情報を聞き取るべきか」を把握しておくことが、正答率アップのカギ​となります。具体的には、ディレクションが流れている間に最初の1セット(3問)分の設問に目を通しておきます。その後、各設問のあとのポーズ時間を使って、次の1セットの設問に目を通しておく、という流れです。設問の内容から逆算して、「話者は誰か」「どんな目的で話しているのか」「どんな指示や提案がなされているか」といった点に注目しておけば、音声の中の該当箇所を意識的に聞くことができます。

2.3 図表や話し手の意図を問う問題に注意

Part 4では図表を使った問題が毎回2~3問出題されています。図表があると情報量が多くて何となく苦手意識を持ってしまうかもしれませんが、​コツは図表に書いてあることをすべて覚えようとしないこと​です。むしろ話し手の言っていることをじっくり聞けば正解にたどり着けるようになっているので、図表を見るのは最低限にして音声に集中しましょう。
もう一つ特徴的な出題が“What does the speaker mean when he(she) says …?”というような「話し手の意図を問う」問題です。この問題は全体の流れを把握していないと正解しにくいですが、逆に言うと​必ずそのフレーズが音声中で登場するので、それを待ち構えて聞く​ことで正解を導きやすくなります。

3. TOEIC Part 4のパターン別の解き方

3.1 広告

広告の音声では、商品やサービスの特徴、価格、購入方法、キャンペーン情報などがよく登場します。​選択肢を先読みするときに「何の商品か」「誰向けか」などを予測しておくとスムーズに話の流れをつかめる​でしょう。また、日時・価格・場所などの具体的情報が多く登場するので聞き逃さないよう注意しましょう。最後にかけてはキャンペーンの申し込み方法や割引の期間、条件など、次の行動を予測させるような問題につながる情報が多いので、気を抜かず集中して聞きたいところです。

3.2 お知らせ

お知らせ系の音声は、職場・空港・駅・店舗などでのアナウンスが中心で、変更点や注意事項、手続き方法などが述べられます。​変更前と変更後、または従来と異なる点に焦点を当てて聞く​と正答率が上がります。このパターンの問題では数字や時刻、場所といった具体的な情報が頻出に登場するため、聞き逃さないよう集中しましょう。選択肢には「なぜこの放送がされているのか?」といった意図を問うものもあるので、全体の目的を押さえるのも重要です。

3.3 放送

放送は、ニュースやラジオ番組、交通情報などのパターンで出題されます。事実の伝達が中心となるため、話し手の感情よりも​「何が起きたのか」「どこで」「いつ」「誰に関係するのか」「なぜ」「どのように」といった5W1Hに注目​して聞き取りましょう。ニュース系では、最初に要点が簡潔に述べられることが多いため、冒頭の10秒くらいで流れをつかむのがカギです。

3.4 会議

会議では、業務の進捗や出来事の報告、人事異動などのトピックが扱われます。決算などの数値に関する話も出てくることがあるので、詳細な理解が求められます。設問は​「何が決まったか」「次に誰が何をするか」といった行動ベースで問われることが多いため、決定事項や次のステップに集中​しましょう。また、話し手の意図を問う問題も出やすいので要注意です。

3.5 留守番電話メッセージ

留守番電話では、メッセージを残す相手への要件伝達が中心です。相手の名前、電話の目的、折り返しの希望などが典型的な内容になります。​特に「誰に」「何をしてほしいか」「いつまでに」といった依頼事項の詳細が頻出ポイント​です。話し手は口語的な表現を用いることもあり、聞きなれないフレーズに出くわすこともありますが、細かいことにとらわれすぎず正確に情報を拾うよう意識しましょう。この出題パターンも最後に連絡先や日時が述べられることが多いので、焦らず最後までじっくり聞きましょう。

4. TOEIC Part 4で高得点を取るためのおすすめ勉強法

4.1 シャドーイング・ディクテーション

Part 4では、長めの一方的なトークを正確に聞き取る力が求められます。そこで効果的なのがシャドーイングとディクテーションです。シャドーイングでは、聞こえてきた音声をすぐに真似することで、音の連結やリズム、語順のパターンに慣れることができます。

一方、ディクテーションでは聞いた内容を一語一句書き取ることで、自分がどこを聞き取れていないかが一目瞭然になります。​シャドーイングやディクテーションを行う場合はTOEICの公式教材や音声スクリプト付きの教材を活用するのがおすすめ​です。また、難しいと感じる場合はスピードを少し落として聞いてみるのもOK。慣れてきたら徐々に元のスピードについていけるよう練習しましょう。

4.2 オンライン英会話でのリスニング力強化

オンライン英会話も使い方によってはTOEICのよいトレーニングになります。TOEICのリスニングではアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの4カ国のナレーターにより出題されます。​もし特定のアクセントに苦手意識があれば、その国の講師を指名してPart 4 のスクリプトを読んでもらったりするといい練習になります​。また、わからなかった表現をその場で確認できる点も、独学にはない大きなメリットです。

4.3 問題を多くこなして慣れる

Part 4は、形式と出題パターンがある程度決まっているため、繰り返し解いて慣れることがスコアアップにつながります。最初は正答率が低くても、音声の構成や問題の狙いがわかってくると、効率的にポイントを押さえて聞けるようになります。​公式問題集や模試を活用し、「解いたらすぐにスクリプトで確認→繰り返し聞き直す→再挑戦」というサイクルを習慣にする​と、確実な力がつきます。毎日1セットでもよいので継続すれば、本番までに大きくリスニング力を向上できます。

5. まとめ

TOEIC Part 4は、リスニングセクションで高得点を取るためには避けては通れないパートです。ある程度の長さの英語を聞いて理解することは国際的なビジネスの現場でも求められるスキルなので、この記事でご紹介した勉強法を参考に、少しずつ正答率を上げていきましょう。

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執筆・監修

Q-Leap株式会社

Q-Leapは2014年創業のビジネス英語研修・研修コンサルティング・金融翻訳サービスなどを提供する会社。現社長愛場吉子と前社長浅場眞紀子が「日本のビジネスパーソンの英語力向上」をミッションに掲げてスタートした。以来、エクゼクティブ向けのプライベートレッスン、企業研修、大手インターネットサービス事業会社の社内公用語英語化のスピーキング研修提供、リクルートスタディサプリ制作への参画に加え、書籍の執筆・出版など多くの英語関連事業に携わってきた。またQ-Leapの専任講師、パートナー講師は、TESOL(英語教授法)修士を含めバイリンガルの経験豊富な人材で構成される。
主な書籍:「シーンで学ぶビジネス英語の基本」(アスク出版)、「話す英語」(アルク出版)、「話せる英語ドリル300文」(アルク)等多数。

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