30代
準公務員
Kさん
職場では海外とのやりとりも多く、お客様や取引先と英語で話す場面が多くあります。今でこそ甘い考えだったと思えますが、入社当時、通訳もいるから英会話ができなくても業務には問題ないと言われ、それまで英語に触れる機会が全くなかった自分でもなんとかなるだろうと楽観的に考えていました。
入社後同じチームになったメンバーにはオーストラリアから来た方がいて、彼は他の英会話が出来るメンバーとは問題なく会話していました。でも英語ができない僕と話すときは、気を遣って片言の日本語。僕も片言の英語で返すしかできなかったので、ひどい時は全く意思疎通が取れない時も。
流石にこのままじゃいけないと感じ英語学習を始めました。
相手とコミュニケーションが取れないのは致命的なので、とにかく相手の言葉を理解し、自分の言葉で伝えられるようにならなければ!という一心でした。
そのためにオンライン英会話や、通学制の英会話スクールの体験レッスンを受けてみたりもしました。
しかしもともとの飽きっぽい性格に加えて、オンライン英会話では自宅の通信環境が悪くレッスンに集中できなかったり、通学制のスクールでは仕事が忙しくてスクールに通う時間を捻出するのが困難だったり、継続できそうなサービスには出会えませんでした。
時間や場所に左右されず、スマホひとつで英語学習が完結できるツールがないか探していた時に見つけたのがスタディサプリENGLISHです。
平日は片道40分の通勤時間を使い学習しています。スタディサプリ ENGLISHは1コマが短いので、さほど長くない通勤時間でも確実に前進させられるのがメリットです。次の駅までにこのセクションを終わらせるぞ!と、タイムアタックみたいに使っています。また、寝る30分前にもアプリを開いて、声に出して発話する練習もしていました。土日は平日よりも長い時間学習しようと心がけて毎回1時間以上は学習に費やしています。
疲れが溜まってどうしても学習する気力が湧かない時は、アプリの会話文をただ聞き流すようにしていました。一刻も早く英語で話せるよう、少しでも多く英語に触れようと工夫しています。
スタディサプリ ENGLISHのストーリーはビジネスシーンを想定したものになっていて、実践的な上に感情移入しやすい内容になっています。
会話文の中に出てきた” You know how tight this company is with money.”と言う英文を聞き「この間会議で聞いたぞ!あれはお金に渋いと言う意味だったのか」と、現実とのリンクを見つけて感激したこともあります。
仕事でも翻訳アプリを頼らず文章を作れるようになり、最近ではオーストラリア人の同僚にも英語で話しかけられるようになりました。上司からもちゃんと文章で会話できるようになったと褒められたのは嬉しかったなあ。
成長を実感するほど「英語」が好きになっていきましたね。
分からないところがあっても、とりあえずどんどん内容を聞き進めるようにしています。もちろん、分からなかったところは会話理解クイズなどで間違えてしまうので、その時にまた内容を復習して理解を深めていきます。
出来なかったところをおさらいするのも大事ですが、僕の場合は100%完璧に分からなくても気にしすぎず、内容をある程度掴んだら先のセクションに進むようにしています。なので正直細かい単語の綴りが分からなくなったりして、ディクテーションは苦手なんです(笑)
コミュニケーションを取る上で、何よりもまず大事なのは相手が言いたいことを理解すること。そのために文章の全体を掴んで会話についていけるようにしています。
今までは英語で行われる会議に参加していても何を言っているのか1割ほどしか理解できない上に自分の意見を言うこともできず、苦痛に感じていました。
今は学習の甲斐あって会議の内容も6〜7割ほど聞き取れるようになったと実感しています。内容が分かるようになると、今度は自分の意見も言えるようになりたいと言う気持ちが強くなりました。
自分で考えて英語で話せるようになって、今までは通訳の方を介してしか出来なかった海外から来た取引先のお相手も、一人でできるようになりたいなんて欲も出てきました。
いつかは会議で自分の意見を堂々と述べて全体を取りまとめ、接待の場でも一人で会話できるようになるのが今の僕の目標です。