
TOEIC® L&R TESTで高得点を目指すには、語彙力の強化が欠かせません。本記事では、目標とするTOEICスコアごとに必要とされる単語数の目安を紹介し、効率的な学習のための指針も提供します。初心者から上級者まで、自分の目標スコアに応じた単語力アップを進めるための参考にしてください。
1. TOEICスコアアップのために知ってる単語数は重要
1.1 単語力が上がればTOEICスコアは伸びる?
TOEICでは英単語を多く知っているほど有利なのでしょうか?答えは当然“Yes”です。もちろん、文法を理解していることやリスニング力をつけることも必要ですが、特に近年リーディングセクションで読まなければいけない英文のボリュームが増えていたり、単語やフレーズの意味を問う問題が出題されることからも、英単語力の増強はスコアアップのための必須課題であると言えます。
2. TOEICスコア別の必要な目安の単語数
スコアごとの大まかな必要単語数の目安を以下に記載します。これらはあくまで一つの目安ですが、以下の資料を参考に算出しています。
【参考】https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/toeic_cefr.html
【参考】https://www.wgtn.ac.nz/lals/resources/paul-nations-resources/vocabulary-lists/vocabulary-cefr-and-word-family-size/vocabulary-and-the-cefr-docx
また、スコアごとの勉強法などは別の記事も参考にしてみてください。
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2.1 600点~700点を目指すための単語数
日本におけるTOEICの平均スコアは610点前後です。また、TOEIC600点から700点程度のスコアは、おおよそCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のB1レベルに相当するとされています。このレベルを目指すには、約5,000語の単語力が必要であると言われています。一般的に高校卒業までに習得するとされる単語数も同程度のため、まずはここがTOEIC平均点をクリアするためのスタートラインと言えるでしょう。
2.2 800点~900点を目指すための単語数
TOEIC800点から900点程度のスコアは、おおよそCEFRのB2レベルに相当するとされています。このレベルのスコアを取得するためには、**約6,000~8,000語の単語力が必要 **と言われています。単純な比較は難しいものの、英検準1級くらいの語彙力と考えてもよいかもしれません。
2.3 900点以上を目指すための単語数
TOEICで900点以上を目指す方は、いわゆる上級者レベルと言えます。このスコア帯は、CEFRではC1レベルにほぼ相当すると考えられます。このレベルを目指すには約11,000~14,000語の単語力が必要であると言われています。ただ、ここには多くの派生語などを含むので、実際の労力はそこまでかからないかもしれません。それでも10,000語は下らない英単語数になりますので、それなりに腰を据えて取り組む必要があります。
3. 効率の良いTOEICの単語の覚え方
3.1 頻出単語から始める
TOEIC対策では、まず頻出単語を優先して覚えるのが効率的です。よく出る単語を押さえることで、短期間でスコアに直結する効果が得られます。TOEICの出題傾向に基づいた単語帳や問題集を活用し、使用頻度の高い語彙から順に覚えていきましょう。
3.2 公式問題集を活用する
単語学習には、TOEIC公式問題集の活用も効果的です。TOEICを作成しているETS (Educational Testing Service)が作成しているので、実際の試験形式でトレーニングでき、文脈の中でTOEICに必要な単語力を伸ばすことができます。意味を覚えるだけでなく、使われ方やコロケーションも意識することで、より実践的な語彙力が身につきます。
3.3 読むだけでなく声に出す
単語を覚える際は、目で読むだけでなく声に出して発音することで記憶の定着が高まります。音読はリスニング力の強化にもつながり、TOEIC全体のスコアアップに効果的です。単語帳についてくる音声などを活用し、繰り返し声に出す習慣をつけましょう。
4. 英単語帳選びのポイント
4.1 TOEICに特化した単語帳を選ぶ
TOEICのスコアを伸ばしたいのであれば、TOEICに特化した単語帳を選ぶのがベストです。TOEICは日常生活やビジネスに関連した出題がされますが、頻出単語はかなり研究されており、TOEIC専用の単語帳であれば、その多くを網羅しています。レベルごとに分けられている単語帳もありますので、自分の英語力に合ったものから始めるとよいでしょう。
4.2 リスニング対策したい場合は音声サービスがついた英単語帳を選ぶ
最近の英単語帳には音声がQRコードなどでダウンロードできるものが多くあります。英単語はただ目で見るだけではなく、耳からも覚えたほうがより効果的です。リスニングの対策にもなるので、できるだけ音声がセットになった単語帳を選ぶようにしましょう。
4.3 例文が豊富なものを選ぶ
英単語を単語のまま覚えていると、実際にどのような使い方がされているのかわかりませんよね。なので、英単語帳を選ぶときには例文が豊富に含まれているものがおすすめです。
5. まとめ
TOEICに必要な英単語力は、どの程度のスコアを目指すかにもよりますが、中学校や高校で習う範囲を超えた語彙力が求められるため、専用の対策が不可欠です。TOEICに特化した英単語帳を使うなど、効率的に単語を覚えてTOEICを攻略しましょう。


